SDGsへの取り組み


地球にやさしい 時代を目指して

私たちは、便利さを求めるあまりに、色々なものを捨ててきました。
しかしこれからは、次世代の為にも大切な自然を守り受け継ぐことが必要になってくるのでは、ないでしょうか。
日本には、古来からものを大切にする”もったいない”という想いが伝わっています。
当社は、世界に誇れる日本の文化と心を大切にすると共に、持続可能な循環型社会を目指す為の開発目標(SDGs)に貢献できるよう、さらなる技術開発に取り組んでまいります。

株式会社 ダイドウ
代表取締役 宮尻 徳輝

国際連合が掲げている「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に貢献します。


  • すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する。


  • すべての人が安全かつ安心して使えるクリーンエネルギーを普及させ、地球上のあらゆるエネルギー問題を解決する。


  • 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する。


  • 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。

「リサイくるん」の製品プロセス

自然エネルギーとバイオテクノロジーでSDGsに寄与し
大切な山・川に排水しない環境に優しいトイレです。

トイレで使用された汚れた水を独自の処理方式によって、きれいなトイレの洗浄水として何度も再利用します。
そのため、排水がなく下水道もいりません。
通常の浄化処理のように河川などに排水することがないので、リン、窒素による水質汚染の心配もありません。
また60Wの省電力設計となっていますので、電源を太陽光発電システム※1のみでの動作が可能です。
他にも山間部等では雨水再利用システム※1にて、手洗いの水を供給することもできます。
※1 太陽光発電システム、雨水再利用システムはオプションとなっております。

森の木は大気中のCO2を吸収し炭素としてためます。林業は、下刈り、除伐、枝打ち、間伐 そして主伐しやっと木を伐採して、山から原木として運び出されます。その原木を製材業者が木材として製材加工し、大工の技術で建物の柱や梁等様々なところに使用し家を建てます。そしてまた木を植え、育ててCO2を吸収する。日本の建築工法には、伝統工法(技術)とともに、このウッドサイクルが、ごく当たり前に行われ脱炭素に大きく貢献しながら森林資源を蓄積する日本独自のウッドサイクルがうまくいっていました。
ところが、近年の建築工法により伝統工法は失われ、木材も安価な外国産材に切り替わり、大量生産、大量消費がもたらされました。その豊かな暮らしと代替えにCO2排出による地球温暖化、廃プラによる海洋汚染、産業廃棄物による土壌汚染等、様々な環境破壊等問題がでてきています。弊社の取り組みは、SDGsのほんの些細なことかもしれませんが、次世代の為にも大切な自然を守り受け継ぐことに取り組んでいます。

「リサイくるん」の生産プロセス

高知県木材使用

高知県は昔から林業が盛んで馬路村の柳瀬杉を代表に嶺北地域の杉や四万十川流域のヒノキなど良質の木材を供給していました。嶺北地域の杉ヒノキは、野中兼山が幕府の許可を得て土佐白髪山のヒノキを陸揚げして立売堀で市を立てたことに由来し大阪長堀川に白髪橋、立売堀と言う地名があるほどです。また長曽我部元親が豊臣秀吉に杉ヒノキを献上しています。この良質な高知県産木材をふんだんに使って製造しております。

林業(原木)

国土の約7割を占めるわが国、その自然豊かな日本の中でも高知県は、森林率日本一です。
林業は、下刈り、除伐、枝打ち、間伐そして主伐しやっと木を伐採して、山から原木が運び出されます。その原木を集材、選定し良質な木材を製材所におさめています。
森は様々な資源を供給してくれます、これらの資源は半永久的に繰り返し生産できる資源として私たちの生活を支えています。木材伐採とともに、間伐や森林整備を適切に行うことによって環境負荷が少ない木材を活用することができます。

製材所

森から伐出された原木から、製材業者が採寸し梁、桁、柱、壁、下地材など様々な木材寸に細断加工されます。人工乾燥後十分な養生期間を置き、自然乾燥をしたうえで厳選した製品を直接製材所から出荷して頂いております。弊社は、独自ルートにて県内の製材所に直接加工を依頼しておりますのでウッドショックによる急激な価格高騰などの心配が少なく、安定供給ができる体制が確立されております。

日本建築の熟練職人の技術集団

リサイくるんは、日本建築の匠の大工が、伝統工法と軸組み工法を融合させ造り上げていきます。
また、内外装にもこだわり、左官、板金、塗装、建具、各専門の熟練職人が一つ一つ丁寧な作業で仕上げていきます。
リサイくるんの製造工程では、日本建築の伝統技術を守り受け継ぎ、次世代に継承するように熟練職人と若い職人が、一体となって作業に取り組んでおります。

公園、山間部、河川敷、観光用の公衆トイレ

リサイくるんは、水道設備のない場所でも、快適な水洗トイレが、すぐに設置できます。
排水が流せない環境保全の場所、建築確認の取れない場所、山間部・河川敷・サイクリングロード等、地域の観光スポットなのにトイレを設置する事ができない。そのような場所でもすぐに設置する事ができるトイレです。
可搬型ユニットなので、トラックに載せておろすだけの簡単な作業ですぐに設置できる為、工事費用を削減し工期も大幅に短縮できます。
外観にもこだわった、匠の技と木材の優しい香りが漂う日本建築のトイレですので、一般的な公衆トイレや環境用・観光用トイレとして幅広く利用されています。

水資源の保全と環境保護に貢献

活性汚泥処理・ろ過処理といった独自の循環処理技術の組み合わせにより、汚水を極めてクリーンに浄化処理し水洗トイレの洗浄水として何度も再利用します。
通常の浄化槽の場合窒素・リンなど水質悪化の主要因となる物質が多く排出されますが当社の製品は、排水がゼロで、河川に水質汚染要因となる排水する事がないので、水資源や環境保全に大きく貢献できます。自然エネルギーとバイオテクノロジーで持続可能な循環型社会に寄与し大切な山・川に排水しない環境にやさしいトイレです。